鶴沼から奈井江、そして旭川へ

鶴沼駅を出発する列車を見送ってから、ホームを降りて駅舎の中に入りました。駅舎はinterurban6304さんの動画を見たときとほぼ同じです。

鶴沼駅へ来た目的はinterurban6304さんの動画のように、駅やホームの様子を実況しながら撮影すること。昨年の夏、上司に「お前もこの駅で駅ノートに書き込む動画を撮ってきたら」と言われたことを、ついに実行します。

持参したカメラで動画を撮影し、interurban6304さんが置かれた駅ノートにも書き込みをしました。動画を確認すると、カメラに入れていたSDカードの容量が足りず、最後まで撮影できていませんでした。スマホでテイク2を撮影。すでに駅ノートに私の書き込みをしていたので、テイク2ではここに来るまでと、これからのルートを追記しました。

そうこうしているうちに時間はあっという間に過ぎ、鶴沼駅を出発したのが10:50でした。旭川行きの列車が奈井江駅を出発するのが11:58で、それまでに8kmくらい移動しなければいけません。普通に歩いていると間に合わないので『ランニング3分+徒歩5分』のセットを繰り返しながら奈井江駅へ向かいます。ヒッチハイクという手段も考えましたが、道路を走っている車の多くはトラックだったので諦めました。急いでいたので鶴沼駅から奈井江駅までの風景を撮影する余裕はありませんでしたが、とにかく真っ白な平原が広がっていました。
(※interurban6304さんが奈井江駅から鶴沼駅まで車で行ったときの車載動画があるので、興味のある方は検索してみて下さい。私が行った向きと季節は逆ですが、雰囲気は伝わると思います。)

11:55奈井江駅に到着。無事に旭川行き3両編成の電車に乗車しました。私が乗った2両目の車両には地元の中高生や親子連れが10人ほどいました。函館本線は札幌と旭川を結んでおり、その間には岩見沢、美唄、滝川、砂川、深川といった都市があるので、札沼線の末端区間みたいに乗降者がいない・・なんてことはないでしょう。定刻通り、12:58に旭川駅に到着しました。

渾身の動画URL置いておきます。
JR札沼線 鶴沼駅の訪問記
https://www.youtube.com/watch?v=xkMB53sPI64

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新十津川から鶴沼へ

新十津川駅は日本一終電が早いことで有名ですが、近くの幼稚園児が出迎えと見送りをしてくれることでも有名です。この日も幼稚園児がホームで列車を出迎えてくれて、列車を降りたお客さんに手書きのメッセージカードを配っていました。

私もメッセージカードをもらった後、駅舎の中に入りましたが、壁には札沼線や新十津川駅に関する写真や新聞記事が多く貼られていました。JR北海道は赤字ローカル線を多く抱え存続の危機に立たされています。札沼線の末端区間はJR北海道の路線中で最も採算が悪く、いつ廃線になってもおかしくない状況です。そのような状況でも、1日でも長く札沼線と新十津川駅を残そうという地元の気持ちが伝わってきました。

折り返し列車が発車するまであまり時間ないので、駅舎を出て、駅前の街並みを見ました。新十津川駅のある新十津川村の人口は約6,700人とそれほど小さな町ではありませんが、人通りも、車も少なくて寂しかったです。

ふと、昨年6月に札幌の会社で研修を受けたときに、担当の方から聞いた「新十津川で造られている『金滴』という日本酒はおいしい」という話を思い出しました。私が住んでいる兵庫県も灘や西宮、伊丹など酒造で有名なところがいくつもあります。特に伊丹市は駅周辺の『伊丹郷町』を中心に、酒造業で栄えた昔の風情を残しながら、新しいランドマークにようという動きがあります。(詳しくは伊丹郷町LIFEというサイトをご覧下さい)伊丹市は酒造や古い建物などをうまく活用していますが、新十津川村も酒造をもっとアピールしていけば、住む人や観光客が増えるのでは?と思うと同時に、駅前の寂しい雰囲気から、過疎化と少子高齢化でそのような余裕がないのも・・と感じました。

9:40、日本一早い終電が新十津川駅を出発。幼稚園児たちも元気に手を振って私たちを見送ってくれました。石狩当別行きの列車は9:56に鶴沼駅到着。この駅で下車したのは私だけでした。

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札幌から新十津川へ

1月5日木曜日の朝、伊丹空港から北海道へ行き、札幌市内のホテルに泊まりました。

1月6日金曜日。いよいよ鶴沼へ向かいます。
朝6時に起床。ホテルの朝食バイキングに行き、10分で食べられるだけの量を食べ、6:40過ぎにホテルを出発。朝早いこともあり、地下道の人通りは少なかったです。

ホテルから12分で札幌駅に到着。電光掲示板で石狩当別行きの電車が10番線から発車することを確認し、10番線のホームに停まっている3両編成の2両目に乗車。朝のラッシュとは逆方向の列車のためか、車内は私を含め4人しかいませんでした。

6:58札幌駅を発車。最初はマンションや高いビルが多かったですが、次第に建物の高さは低くなり、石狩当別駅の近くでは開発されていない原野も見られました。

7:38石狩当別駅に到着。ここまでは電車ですが、この先は気動車になるので乗り換えが必要です。隣のホームに新十津川行き1両編成の気動車が停まっており、座席を確保するために小走りで移動。車内は20人ぐらいのお客さんがいました。しかし、地元の人には見えない男性ばかりで『この人たちも自分と同じ、末端区間に行こうとしているんだな』とすぐに感じました。

7:45 1日1本しかない新十津川行きの列車が石狩当別駅を出発。1駅先の北海道医療大学前駅で女子大生が1人降りましたが、そこから浦臼駅まではお客さんの乗り降りはほとんどなかったです。浦臼駅から先の駅では降りるお客さんがいて、この人たちは秘境駅を訪問し、折り返しの列車で札幌に戻るんだろうなと予想。しかし、折り返しの列車で札幌まで戻らないので、結果はどうなのかわかりません。

札幌を出発して2時間30分。ついに新十津川駅に到着しました。

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ルート決め

12月中旬。久しぶりに母親へ電話をし、最近の出来事などを報告しました。「年末年始は帰ってくるの?」という母親の問いに、30日に帰省すると伝えると、網走に住んでいる弟が1月は帰省せず2月に帰省することを知りました。
『このままだとお盆休みまで会えないな』と思いながら手元にあった時刻表を眺めていると、『札沼線で旭川まで行けば弟が来てくれるかもしれない』と思いつき、すぐ弟に提案したところ「普通列車でも網走から日帰りで行ける」とのことで、13時に旭川で会うことになりました。

札沼線(学研都市線)は石狩当別駅までは1時間に2~3本くらい列車が運行されていますが、それより北は列車の本数が激減。末端の浦臼駅から新十津川駅までは1日1往復しか運行されません。

札幌駅を6:58に出発。石狩当別までは38分、7:38に到着します。札幌駅から新十津川駅まで直通していないので、途中の石狩別当駅で乗り換えが必要です。石狩当別駅7:45発、新十津川行きの列車に乗車。新十津川駅へは103分(1時間43分)、9:28に到着します。

この列車は折り返し石狩当別行きになり、9:40に新十津川駅を出発。新十津川駅の最終電車は9:40という「日本一終電が早い」駅としても鉄道マニアの間では有名です。

せっかく札沼線の末端区間まで行くのであれば日本一早い終電に乗らないと面白くありません。新十津川駅まで行って、折り返しの日本一早い終電に乗る。鶴沼駅で降りて、動画を撮影することにしました。

札沼線は一日一往復しか列車が無いため、鶴沼駅で下車したら翌朝までは列車は来ません。鶴沼駅から東へ約5kmのところに函館本線の奈井江駅があり、その駅は1~2時間に1本くらい旭川方面へ向かう列車が出ています。鶴沼駅から奈井江駅へ路線バスで行けないかを調べましたが、私が訪問する時間帯にはバスが運行されていないため、歩くことにしました。

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